~『いま、“ちょうどええ旅先”なごや』でお得に宿泊・回遊できる取り組みを実施します~
東急株式会社(以下、東急)と名古屋鉄道株式会社(以下、名鉄)は、『いま、“ちょうどええ旅先”なごや』を掲げ、愛知県を中心とした“なごや圏”における観光需要創出と、地域活性化を目的とした連携(以下、本連携)を本日6月10日(火)から開始します。観光地としてのポテンシャルを持ちながら、これまで全国的な旅の目的地として注目されにくかった“なごや圏”に対し、両社のリソースを生かして新たな宿泊・回遊の流れを生み出す取り組みです。
また本連携の開始にあわせて、東急の定額制宿泊サービス「ツギツギ」では、“なごや圏”限定で通常の半分のポイントで宿泊できる「宿泊半額キャンペーン」(以下、本キャンペーン)を本日から8月31日(日)までの宿泊予約取得を対象として開催します。
≪ツギツギについて≫
月額で宿泊ポイントを購入し、全国350※1以上の提携ホテルを自由に選んで泊まれる、東急が提供する定額型の宿泊サービスです。2泊・5泊・14泊・30泊の計4プランから宿泊数を選べる仕組みで、いずれのプランも同伴者1名無料なため、カップルや親子、友人同士など、2人で宿泊できることが大きな特徴です。
≪“なごや圏”について≫
名鉄が推進している「Co-machi観光」のエリアであり、名駅・栄・金山といった市内中心部に加え、愛知県・岐阜県を中心にした名古屋都市圏一帯を指すエリア概念で、まちをつなぎ、面としての魅力向上を目指しています。都市部の魅力を保有しながら、周辺都市には、犬山や岐阜、岡崎、西尾、半田、南知多など、自然や歴史・文化資源も点在しているエリアとなります。日本の中心部に位置し、関東・関西からも旅行としてほどよい距離感であり、また観光需要が過熱する首都圏・関西圏ではなく、宿泊や移動も快適に楽しめる余地のある“なごや圏”が、『いま、“ちょうどええ旅先”なごや』として、再発見するタイミングを迎えています。
●連携における両社の役割
本連携において東急は、定額制宿泊サービス「ツギツギ」を通じ、“なごや圏”での宿泊需要の創出と、自社媒体を活用した関東圏での情報発信を行い、送客を担います。
名鉄は、沿線に広がる観光資源や交通ネットワーク、地域情報を生かして、圏内の回遊促進と体験価値の向上を担います。具体的には、名鉄が展開するエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」内にあるクーポンで、「ツギツギ」のプランを通常よりもお得に購入いただけます。加えて、名鉄グループが運営するカーシェアサービス「カリテコ」や、明治期を中心とする60件以上の近代建築を移築展示する博物館 明治村では、「ツギツギ」の全会員※2限定の割引優待を提供し、“なごや圏”での移動や観光の自由度を高めます。宿泊・交通・観光・情報の各接点において、東急と名鉄がそれぞれの強みを生かしながら、旅の体験全体をスムーズかつ魅力的に設計し“なごや圏”全体のにぎわい創出を目指します。
※1 2025年6月10日現在。
※2 「ツギツギ」の全会員とは、サービスから無料会員登録いただいたすべての方。
●「ツギツギ」の “なごや圏”宿泊半額キャンペーン
「ツギツギ」では通常、1泊あたり10ポイント(~約12,000円相当)を消化しますが、本キャンペーン※3では、名鉄グループが運営するホテルをはじめ“なごや圏”の対象施設(全20施設)に限り5ポイントで宿泊が可能となり、1名1泊あたり実質
約3,000円※4で宿泊可能です。「まずは1泊、まあいっぺん“なごや”を試してみゃあ」という想いを込めた、非常にお得なキャンペーンです。
※3 30泊プランは本キャンペーンの対象外です。
※4 2泊プランで、同伴者1名とともに宿泊した場合の1名あたりの料金想定。
●会話型AIコンシェルジュ「なごやえこひいきAI」
本連携・本キャンペーンの特設サイトでは、“なごや圏”を旅の目的地に選びたくなるきっかけとして、会話型AIコンシェルジュ「なごやえこひいきAI」を提供します。たとえば「大阪・関西万博に行く予定」と入力すると、「その前に愛知で予習しませんか?2005年に愛・地球博やってましたから」と返してくるなど、どんな内容にも“なごや”を全力でおすすめしてくる偏愛仕様のAIです。あまりの推しぶりにツッコミを入れたくなる一方で、“なごや圏”の意外な魅力を知り、雑談のきっかけとしても楽しめます。

特設サイトの画面イメージ
両社は、“なごや圏”の認知拡大とにぎわい創出に向けて、それぞれが有する顧客接点や交通・宿泊・観光資源、情報発信力を掛け合わせ、地域の活性化と新しい旅のスタイルの提案を共に推進していきます。
【別紙】
1. 本連携の詳細について
●背景・特徴
全国的にインバウンドを含む旅行者が増加し、東京・大阪・京都などの主要都市ではオーバーツーリズムによる混雑や旅行者の満足度低下が課題となりつつあります。一方、“なごや圏”には、まだ十分に生かされていない観光資源や快適に過ごせる移動・宿泊環境があります。本連携は、宿泊・交通・地域情報の接点を持つ東急と名鉄が連携することで、“なごや圏”における観光の回遊性を高め、地域の魅力を再発見する新たな旅のスタイルを提案するものです。定額制宿泊サービス「ツギツギ」の柔軟な旅の仕組みに、名鉄グループの宿泊施設や観光施設、カーシェアといった地域インフラを掛け合わせ、さらには、“なごや圏”を旅の目的地に選びたくなるきっかけを提供する会話型AIコンシェルジュ「なごやえこひいきAI」を新たに導入することで、訪問動機の創出から滞在体験の最適化まで一気通貫で担い、地域経済の活性化と観光需要の平準化、ならびに新たな“なごや圏”ファンの創出を目指します。
特設サイト: https://tsugitsugi.com/nagoyacpn/
●実施内容
【「ツギツギ」の“なごや圏”宿泊半額キャンペーン】
「“なごや圏”に行ってみようかな」と思っていただくための、最初の一歩として、「ツギツギ」有料会員※5を対象にした“なごや圏”宿泊半額キャンペーン※6を実施します。通常、1泊あたり10ポイント※7(~約12,000円相当)を消化しますが、本キャンペーンでは、名鉄グループが運営するホテルをはじめ“なごや圏”の対象施設(全20施設)に限り5ポイントで宿泊でき、1名1泊あたり実質約3,000円※8で泊まることができます。「気軽にちょうどええ」価格設定で、まだ知らない“なごや圏”へ足を運んでいただくきっかけをつくります。
※5
「ツギツギ」の全会員:無料会員、有料会員どちらも含め、「ツギツギ」に会員登録しているすべての方。
無料会員:サービスから無料会員登録いただいたすべての方。
有料会員:無料会員登録いただいたうえで、いずれかのプランを利用中の方。
※6 30泊プランは本キャンペーンの対象外です。
※7 日~木曜の宿泊には10ポイント、金/土/祝前の宿泊には全曜日チケット1枚が必要です。20ポイントを全曜日チケット1枚へも交換可能です。
※8 2泊プラン(23,980円)で日~木曜日に、同伴者1名とともに2泊した場合の1名あたりの1泊料金の想定。


【“旅の拠点から広がるなごや” カーシェア割引】
“なごや”は観光資源が各地に点在しており、鉄道網だけではアクセスしづらい観光地も少なくありません。「カリテコ」は、名鉄の駅周辺で多く展開していることが特徴のため、観光地最寄り駅からカーシェアを活用するなど旅の行動範囲を“自分で広げられる”体験を提供します。「旅の移動=手間」ではなく、「旅の移動=自由」という感覚を持ってもらうことで、駅周辺にとどまらない“もうひとつのなごや”へのきっかけを生み出します。名鉄グループが展開するカーシェアサービス「カリテコ」を、「ツギツギ」の全会員(有料・無料)限定でひと月500円割引×2か月分をご用意することで、地域の回遊性と利便性を高めます。

【“新しい旅のスタイルを、なごやから” 「CentX」限定「ツギツギ」割引クーポン】
名鉄が展開するエリア版MaaSアプリ「CentX」を通じて、東急の定額制宿泊サービス「ツギツギ」を初めて利用する方が気軽に始められるよう、3,000円分の割引クーポンを提供します。“なごや圏”に限らず、全国の提携ホテルで利用可能な「ツギツギ」をまずは体験してもらうことを目的にした特別な割引です。

【“あの時代に、ちょっとより道。” 明治村 優待チケット】
名鉄グループが運営する博物館 明治村を、東急の定額制宿泊サービス「ツギツギ」の会員限定で、もっと気軽に訪れていただけるよう、大人500円分の入村料割引チケットを提供します。“なごや圏”の宿泊にあわせて、明治の街並みや文化に触れ、ちょっとだけ時代をさかのぼる体験を楽しんでもらうことを目的にした特別な割引です。

2.「ツギツギ」とは
東急が提供する「ツギツギ」は、全国350以上の提携宿泊施設から、その日の都合や気分に合わせて好きな場所を選び、定額で自由に宿泊できるサブスクリプション型宿泊サービスです。ご利用頻度に応じて宿泊数を選べる複数のプランを用意しており、どのプランでも同伴者1名まで無料で宿泊可能です。
「旅行することが特別なことではなく、日常の延長になる。」 そんな新しい旅のあり方を提案する「ツギツギ」は、現在、無料会員を中心に登録者数22万人を突破し、“旅を日常に取り入れる”ユーザー層を全国に広げています。気分転換や小さな移動をもっと身近に感じられるサービスとして、多くの方にご利用いただいています。
3.「ツギツギ」販売プランについて
2泊・5泊・14泊・30泊の計4プランを販売しています。また、「2泊プラン初月無料キャンペーン」を実施中です。「ツギツギ」は全プランで同伴者1名まで無料でご利用いただくことができ、利用除外日はございません。各プランの詳細はサービスサイトよりご確認ください。(https://tsugitsugi.com/)

●2泊プランについて
※初月無料キャンペーンとして初月分のお支払い分が無料となります。
※連続した3カ月以上の継続利用を条件としてご利用いただけます。4カ月目以降は任意で購入を停止することができます。
●繰り越しについて(2泊・5泊・14泊プラン共通)
※利用期間内でプラン泊数を使い切らなかった場合も、付与される泊数の有効期限内(180日間)に 2泊、5泊もしくは14泊プランを再度お申込みいただくことで余った泊数を繰越し、合算することで余った泊数分もご宿泊可能です。
4.「なごやえこひいきAI」について
「ツギツギ」では、2023年5月より観光業界の先駆けとして、旅先や宿泊施設の提案ができる会話型AIコンシェルジュ「旅先こんしぇるじゅ」を展開してきました。今回のキャンペーンではその機能をベースに、“なごや”圏の魅力をより深く、ユニークに伝える「なごやえこひいきAI」を新たに実装しています。
本機能では、ユーザーが旅の希望や気分を入力すると、どんな質問にも“なごや”に関連したユニークで深堀りされた情報を優先的におすすめする“偏愛仕様”の回答が返ってきます。たとえば「ナスカの地上絵を見てみたい」といった内容にも、「ナスカの地上絵は“どうやって描いた?”って言われとるけど、名古屋科学館の巨大な銀の玉は“どうやって浮いてる?”ってなるよ」とさらりと返してくるなど、世界規模の選択肢にも臆せず“なごや圏”のトピックを差し込んでくる偏愛ぶりが特徴です。また、愛知県民は郷土愛が強い一方で、自己主張は控えめであるという県民性も知られています。本機能では、その代弁者としてAIが「これでもか」というほど“なごや圏”を猛プッシュし、地元の魅力を外に届ける役割も担っています。
単なる観光情報提供にとどまらず、「“なごや”って実はおもしろいかも」「旅の入り口としてちょっと気になるかも」と感じていただけるよう設計されたAI体験は、旅のきっかけづくりや会話のネタとしても活用いただけます。本機能は特設サイトを訪れたすべての方が無料で利用可能です。観光客と地域の接点を生み出す新たな仕掛けとして、“なごや圏”への訪問意欲の喚起を目指します。

なごやえこひいきAIの操作画面イメージ
5.エリア版MaaSアプリ「CentX」とは
名鉄グループが提供するエリア版MaaSアプリ「CentX」は、中部圏において、沿線・地域のさまざまな交通・生活・観光サービスをシームレスでストレスフリーにつなぐことで、地域の皆さまの「おでかけ」に役立つ便利な情報を提供し、お客さま一人ひとりにパーソナライズされた新しい体験やライフスタイルの提案を行っています。 「CentX」は、さまざまなパートナーの皆さまをつなぐハブとして機能させることで、公共交通利用の促進、沿線・地域の活性化に留まらない、社会課題解決のための地域共創プラットフォームになることを目指しています。また、この取り組みは名鉄グループだけではなく、さまざまなパートナーの皆さまとの連携により実現できるものと考えており、地域住民を支援するデジタルプラットフォームとして貢献していくことも目指しています。
アプリでは具体的に、「乗換検索」や「webチケット」「タクシー配車」などの機能に加え、「おでかけ情報」を提案するなど、毎日のおでかけが便利になる機能が充実しています。

6.カーシェアリングサービス「カリテコ」とは
「カリテコ」は、名鉄グループの名鉄協商株式会社が提供するカーシェアリングサービスで、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重の東海エリアに加え、東京や大阪、金沢などにもステーションを展開しています。最短30分から15分単位で利用可能で、ガソリン代や保険料も含まれています。さらに、利用中は名鉄協商パーキングの一部を無料で利用できる特典をご用意しています。また、同社が展開するシェアサイクルサービス「カリテコバイク」は、名古屋市内の名駅・栄エリアを中心に電動アシスト自転車を提供しています。自転車は借りたポートとは別のポートに返却可能で、スマートフォンや専用サイトから簡単に予約・利用ができます。
“なごや圏”の観光やビジネスでの移動手段として、自分のペースで観光スポットや地元の魅力を堪能するのに最適な手段となっています。
詳細や利用方法については、以下の公式サイトをご参照ください。
・「カリテコ(カーシェアリング)」: https://www.cariteco.com
・「カリテコバイク(シェアサイクル):」 https://www.cariteco-bike.com/

7.博物館 明治村とは
明治期を中心とする60件以上の近代建築を移築展示する野外博物館です。高度経済成長の影で消えゆく貴重な明治期の建造物を何とか保存したいと建築家・谷口吉郎氏と名古屋鉄道社長(当時)の土川元夫氏の同窓生の二人が力を合わせて開村した施設で、村内には、著名な建築家フランク・ロイド・ライトが設計した「帝国ホテル中央玄関」などを展示しており、日本が近代化へと向かった時代の建物から歴史・文化を感じ取ることができます。

帝国ホテル中央玄関

東急株式会社 概要214社7法人(2025年3月31日時点)で構成される東急グループの中核企業として、「美しい時代へ」というグループスローガンのもと、「まちづくり」を事業の根幹に置きつつ、 長年にわたって、東急線沿線を中心としたお客さまの日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を進めています。
公式HP:https://www.tokyu.co.jp/index.html

名古屋鉄道株式会社 概要愛知・岐阜に鉄道路線網を有し、交通ネットワークの一翼を担うとともに、創業から130年以上、地域を活性化する事業や社会を支える事業を展開してきました。これからも地域価値向上への強い想いと、地域の皆さまへの感謝を忘れることなく、100社以上に及ぶグループ会社と連携し、「地域」を創り、「社会」を支え、「まち」を彩り続けていきます。
公式HP:https://top.meitetsu.co.jp/
以 上
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ