【ウィーン共同】オーストリア南部グラーツの学校で10人が殺害された銃乱射事件で、警察は13日までに、この学校を中退したオーストリア人の容疑者の男(21)が生前インターネット上の射撃ゲームに没頭していたと明らかにした。詳細な犯行計画を記した手書きメモも見つかっており、警察は動機解明につながる可能性があるとみて調べている。
警察によると、容疑者は内向的で孤立した生活を送っていた。犯行時、射撃用眼鏡とヘッドホンを身に着けていたという。
事件は10日、大学進学を目指すためのギムナジウム(中等教育機関)で発生した。