デービッド・ベッカムさん(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英政府は13日、サッカーの元イングランド代表主将のデービッド・ベッカムさん(50)にナイトの爵位が授与されると発表した。ベッカムさんは英PA通信に寄せた声明で「思いがけない名誉だ。実感するまで少し時間がかかりそうだが、とても誇りに思う」と喜びを語った。今後は「サー」の称号使用が認められる。

 ベッカムさんは2013年の引退までに、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍。国連児童基金(ユニセフ)の親善大使やチャールズ国王の慈善団体の大使も務め、サッカーの実績や社会貢献が評価された。

 英王室との親交は深く、03年には故エリザベス女王から大英帝国勲章を受けた。