「富里スイカロードレース」で、スイカを受け取るランナーたち=15日午前、千葉県富里市

 全国有数のスイカの産地をPRしようと、水分補給にスイカが提供される恒例のマラソン大会「富里スイカロードレース」が15日、千葉県富里市で開かれた。全国から集まったランナーが、7キロのコース終盤に設置された「給スイカ所」で、甘くてシャリシャリした食感に癒やされながら、汗を流した。

 雨上がりの蒸し暑い天候の中、ランナーたちは足を止め、カットされたスイカにかぶりついた。

 市によると、大会は1984年から開かれ、この日は6千人超が参加、1640個のスイカが用意された。千葉県のスイカ産出額は都道府県別で全国2位の約71億円(2023年)。うち約36%を富里市が占めているという。