フランス東部アヌシーで14日まで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、青木康浩監督の「ChaO(チャオ)」が、長編部門で最高賞に次ぐ審査員賞に選ばれた。
フランスを拠点に活動する瀬戸桃子監督の「ダンデライオンズ・オデッセイ」も、著名アニメ映画監督の名を冠した特別賞であるポール・グリモー賞に選ばれた。長編部門の最高賞はフランスの作品「Arco」だった。
「ChaO」は、人間と人魚が共存する未来の社会が舞台。普通のサラリーマンと人魚王国の姫チャオの恋模様を、手描きの絵を重視した独創的なアニメで表現した。8月15日に全国公開予定。(共同)