日本映画週間の開幕式に出席した乃木坂46の久保史緒里さん(右端)ら=15日、中国上海市(共同)

 【上海共同】最新の邦画を中国に紹介する「2025上海・日本映画週間」の開幕式が15日、上海市内の映画館で開かれた。女子大学生2人の青春模様を描いた「ネムルバカ」で主演を務めたアイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里さんが登壇し「昨日の上映では、若い世代の繊細な感情や音楽が国を超えて届きうれしい」とあいさつした。

 会場では同日、広島県尾道市を舞台に、タイムリープしてきた男子高校生との出会いを機に小説家を目指す少女を描いた青春ミステリー映画「リライト」を上映。地元の映画ファンら約300人が詰めかけた。

 日本映画週間は、13日に開幕した第27回上海国際映画祭の一環のイベント。