【ハノイ共同】ベトナムでバイクの販売シェアが8割超のホンダベトナムは30日、1997年の生産開始以来の生産台数が4千万台に達したと発表した。首都ハノイ郊外の工場で式典を開き、ホンダの塚本飛佳留開発生産統括部長が、ベトナムはアジアの最重要拠点の一つだとし「世界の重要拠点として、さらなる発展を願う」と述べた。
ベトナムでは移動手段としてバイクが圧倒的な存在感を占める。式典には地元政府幹部や取引先関係者が参加した。地元政府の幹部は演説で、国の発展や雇用への同社の貢献に謝意を示し「最も愛される国家的なブランドの一つだ」とたたえた。
4千万台目の記念のバイクが会場で披露され、拍手が起きた。