京都・祇園祭の安全を祈願する「お千度の儀」で、八坂神社を参拝する稚児の久保堅斗さん=1日午前、京都市東山区
 京都・祇園祭の安全を祈願する「お千度の儀」で、八坂神社を参拝する稚児ら=1日午前、京都市東山区

 京都・祇園祭の安全を祈願する儀式「お千度の儀」が1日、京都市東山区の八坂神社であり、1カ月にわたり古都の夏を彩る祭りが幕開けした。前半「前祭」(17日)と後半「後祭」(24日)に行われる絢爛豪華な山鉾巡行が祭りのハイライトで、関連神事は31日まで続く。

 この日は、前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児の小学3年久保堅斗さん(8)らが神社を参拝。

 祇園祭は八坂神社の祭礼で、疫病が流行した869年、みこしを出して災厄の除去を祈ったのが始まりとされる。