【ワシントン共同】ロイター通信は6月30日、イラン政府に関連するハッカー集団がトランプ米大統領のワイルズ首席補佐官やハリガン弁護士らのメール約100ギガバイト分を入手し、公開を予定していると警告したと報じた。メールの内容や公開の時期など詳細は明らかにしていない。

 このハッカー集団は昨年の米大統領選で、ワイルズ氏を含むトランプ氏の側近のアカウントに侵入したと主張。米司法省は、イラン革命防衛隊が活動を指揮したと批判していた。

 ロイターによると、ハッカー集団はトランプ氏の大統領選勝利後にハッキングや情報流出をやめるとしていたが、6月のイスラエルと米国による攻撃の後に活動を再開した。