JOCの専務理事に就任し、記者会見する太田雄貴氏=10日午後、東京都内

 日本オリンピック委員会(JOC)は10日、東京都内で理事会を開き、フェンシングの五輪銀メダリストで国際オリンピック委員会(IOC)委員の太田雄貴氏を専務理事に選出した。日本フェンシング協会会長も務めた39歳の太田氏は、JOCが日本体育協会(現日本スポーツ協会)から独立して以降で歴代最年少の専務理事となり、6月下旬に就任した橋本聖子会長を支える。

 副会長には、国際体操連盟(FIG)会長でIOC委員の渡辺守成氏が新たに選ばれ、三屋裕子氏は続投。常務理事には柔道の五輪金メダリストで日本男子前監督の井上康生氏らが名を連ねた。