国立公園制度の創設100年を記念して販売される(左から)阿寒摩周国立公園、大雪山国立公園、中部山岳国立公園の銀貨(造幣局提供)

 造幣局(大阪市)は10日、2031年に国立公園制度の創設100周年を迎えることを記念した千円銀貨幣の販売申し込みを11日から受け付けると発表した。昨年から6種類を販売しており、今回は阿寒摩周国立公園と大雪山国立公園、中部山岳国立公園の3種類。各国立公園をイメージしたオリジナルのデザインで、今後、他の国立公園の銀貨幣も販売する。

 貨幣は純銀製で、直径4センチ、重さ31・1グラム。今回の3種類は、阿寒湖とマリモ、北鎮岳とナキウサギ、槍ケ岳とライチョウなどがそれぞれ描かれている。1個1万5200円で各4万個を販売する。申し込みは郵便はがきか造幣局オンラインショップで受け付ける。