10日、ローマでの「ウクライナ復興会議」で写真に納まる、右からイタリアのメローニ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領夫妻、EUのフォンデアライエン欧州委員長(LaPresse提供・AP=共同)

 【ローマ共同】ロシアの侵攻で荒廃したウクライナの復興支援を話し合う「ウクライナ復興会議」が10日、ローマで開幕した。ウクライナのゼレンスキー大統領を含む約100の政府代表団が出席。侵攻が長期化する中、インフラ復旧などの支援策を協議。

 会合にはイタリアのメローニ首相やドイツのメルツ首相、欧州連合のフォンデアライエン欧州委員長らが出席。米国はケロッグ・ウクライナ担当特使を派遣。企業約2千社の代表らも参加し、官民挙げての連携を図る。

 日本政府も9日、ローマで「日・ウクライナ官民ラウンドテーブル」を開催。両国政府や企業関係者らが参加し、インフラや都市の復旧に向けて協力関係の強化を図った。