日本国際博覧会協会(万博協会)は10日、大阪・関西万博会場の水上ショーを11日から再開すると発表した。ショーを行う会場南側の「ウォータープラザ」の海水からレジオネラ属菌が検出された影響で、6月4日から休止していた。新たにポンプを設置して海水の循環を強化する対策を講じ、安全が確保できると判断した。

 万博協会によると、5月末に採取したサンプルから菌が検出されたため、ショーを中断。その後、肺炎を起こす可能性の高い菌に絞った「培養法」という検査法で調べたところ、検出限界以下だった。