大阪府警は10日、昨年10月〜今年5月、府内の50〜70代の男女4人が交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物から投資などを持ちかけられて計約7億3400万円をだまし取られたと発表した。府警は、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺とみて捜査している。

 府警によると、50代女性は男とみられるアカウントからSNSのダイレクトメッセージが送られてきた。会話を通じて好意をほのめかされた後、金の投資を勧められたという。女性は44回にわたり、計約3億1600万円を振り込んだ。

 府警は「自分は大丈夫だと思わず、SNSでのもうけ話には注意してほしい」と話した。