須崎御用邸で静養するため伊豆急下田駅に到着し、集まった人たちに声をかけられる天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=1日夜、静岡県下田市(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは1日夜、静養のため、静岡県下田市の須崎御用邸に入られた。須崎御用邸での静養は2019年8月以来6年ぶりで数日間滞在する。

 午後8時15分ごろ、最寄りの伊豆急下田駅に到着した。駅周辺を含め100人以上の人たちが集まり「下田へようこそ」と出迎えた。ご一家は笑顔を浮かべて一人一人に声をかけて回った。

 天皇陛下は、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする7月30日の巨大地震に伴う津波に触れ「生活する中で、どのようなことを心配されていますか」と気にかけていたという。