男子100メートル決勝で力走するケネス・ベドナレク=ユージン(ゲッティ=共同)

 【ユージン(米オレゴン州)共同】陸上の世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた全米選手権は1日、米オレゴン州ユージンで行われ、100メートル決勝の男子はケネス・ベドナレクが追い風1・8メートルの条件下、9秒79をマークして優勝した。追い風0・4メートルの女子は、パリ五輪銅メダルのメリッサ・ジェファーソンウッデンが世界歴代5位に並ぶ10秒65で制した。

 前回大会覇者として既に世界選手権の出場権を得ている男子のノア・ライルズと女子のシャカリ・リチャードソンは、ともに準決勝を棄権した。