2023年に死去した歌手八代亜紀さんのステージ衣装など思い出の品の常設展が2日、出身地の熊本県八代市役所で始まった。日本レコード大賞金賞のメダルや、才能を発揮した絵画や画材、描く際の机など約30点を展示している。土日祝日を含め午前8時〜午後10時、無料で見学できる。
市役所1階に「八代亜紀想い出ギャラリー」の名称で設置された。同日のオープニングセレモニーでは、中村博生市長が「魅力を間近で感じられるスペースになった」と話した。ファンだという八代市の60代女性は展示を見て「八代さんが生きているような気がしてたまらない。すごい人だった」と涙ながらに語った。