観光庁・観光推進事業に採択、ゴミ自動圧縮・通信機能で「徹夜おどり」期間の回収負担を軽減
株式会社フォーステック(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:竹村陽平、以下フォーステック)は、岐阜県郡上市で開催される「郡上おどり」会場内2箇所に、環境配慮型IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」計6台を設置しました。設置期間は、特に多くの来場者でにぎわう「徹夜おどり」が行われる8月13日~17日の5日間です。
本取り組みは、郡上おどり運営委員会が主体となって実施。観光庁が実施する「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択され、実現しました。SmaGO設置により、祭り期間のゴミの散乱防止と回収業務の効率化を図り、伝統文化と共存する持続可能な観光の実現に貢献します。

「郡上おどり」会場に設置されたSmaGO
■背景
「郡上おどり」は、日本三大盆踊りの一つであり、400年以上の歴史を誇る伝統行事です。ユネスコ無形文化遺産にも登録され、例年およそ30万人もの来場者が訪れます。中でも8月13日~16日にかけて行われる「徹夜おどり」は、夕方から夜明けまで踊りが途切れず続く人気の期間で、ゴミの発生量もピークを迎えます。
会場となる郡上八幡の市街地は狭い路地が多く、踊りの区間は広範囲にわたります。人が密集する中、従来のゴミ箱では回収回数が多く必要となり、清掃の負担が大きいことが課題でした。
今回、「徹夜おどり」の期間中にSmaGOを設置することで、ゴミ回収の効率化と負担軽減を図るとともに、会場環境の美化維持を目指します。
また、側面のデザインには「郡上おどり」の文字が施された行灯を中心とした風景写真が採用されており、祭りの情緒を演出する仕様となっています。

多くの来場者でにぎわう「徹夜おどり」の様子

「郡上おどり」会場に設置されたSmaGO
■観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」について
観光庁が実施する本事業は、観光地における混雑や生活環境への影響など、オーバーツーリズムによる課題を未然に防ぎ、地域の魅力や生活環境を守りながら持続可能な観光地経営を推進することを目的としています。全国の自治体や観光団体などが提案する取り組みを採択し、実施経費の一部を補助しています。
■スマートゴミ箱SmaGOについて
SmaGOは、フォーステックが展開する、地球環境に配慮し開発されたIoTスマートゴミ箱です。太陽光で稼働してゴミを約5分の1に自動圧縮し、蓄積したゴミの量を通信機能で通知する仕組みを持つため、ゴミ回収業務を大幅に効率化することが可能です。また、ラッピングは自由にデザイン可能で、分別等の啓発や、協賛を募ることで運用コストを削減することができます。SmaGOの設置は、国連が定めたSDGsの17のゴールのうち、6つのゴールに対応しています。
IoTスマートゴミ箱SmaGOとは
■設置概要
- 設置場所:「郡上おどり」会場内(岐阜県郡上市・郡上八幡市街地)- 設置箇所・台数:2箇所・計6台
- 設置期間:2025年8月13日(水)~17日(土)(5日間)
- デザイン:「郡上おどり」の灯りを切り取った写真を採用し、祭りの情景を来場者に伝える仕様


■フォーステックについて
「Smart action on the GO」(循環する力)をスローガンに、限りある自然資源を使い続けるのではなく、テクノロジーを「循環する力」に変えて新しい社会の形をつくっていく。それが、私たちフォーステックの存在価値です。スマートゴミ箱「SmaGO」をはじめとするソリューションで、想いを共有するさまざまな方々と手を取り合いながら、持続可能な社会の実現を目指していきます。
会社名:株式会社フォーステック
設立 :2019年4月15日
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
代表者: 代表取締役社長 竹村 陽平
公式サイト:https://forcetec.jp
お問い合わせ
株式会社フォーステック 広報 緒方・森下電話: 03-3453-7140
Eメール: info@forcetec.jp
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