戦艦大和から生還し、戦争の記憶を風化させまいと語り部の活動を続けた父への思いを語る岩瀬愛子さん=多治見市陶元町、養正交流センター

 終戦の日の15日、戦艦大和の元乗組員で語り部としても活動した元土岐市教育長の小林健さん(2006年死去、享年82歳)の長女で、医師の岩瀬愛子さん(70)=多治見市生田町=が、多治見市陶元町の養正交流センターで講演した。小林さんが書き残した著書「戦艦大和 主砲指揮所に地獄を見た」につづられた言葉を紹介しながら、戦争の悲惨さと平和の尊さについて訴えた。...