映画の原体験や少年時代を過ごした岐阜への思いを語った濱口竜介監督=2018年8月、東京都渋谷区

 「ドライブ・マイ・カー」で米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督は、少年時代の一時期を岐阜市で過ごした。自身の作品「寝ても覚めても」の公開に合わせて行われた2018年の本紙インタビューで「初めて映画館に行くようになったのは柳ケ瀬の映画館」と、映画の原体験を語っている。

 濱口監督は子どもの頃、父親の仕事の関係で引っ越すことが多く、岐阜市には小学5年から中学1年まで住んでいたという。「転校してばかりいたので、あまり人と関係を深めないようにしていたけど、岐阜では初日から楽しくなじめた。良い友人もできたので、引っ越しが決まった時、出て行くことが悲しかった」と振り返った。

 映画の思い出については「高島屋の前の映画館によく行った。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズとか『ターミネーター2』を見ました」と、当時を懐かしんでいた。

 「ドライブ・マイ・カー」は、岐阜県内ではTOHOシネマズ岐阜(岐阜市)、大垣コロナシネマワールド(大垣市)、イオンシネマ各務原(各務原市)、TOHOシネマズモレラ岐阜(本巣市)で上映中。