~全国5万世帯への配布を目標に、クラウドファンディングも実施~

災害時、人も動物も。命を守る社会に
特定非営利活動法人「人と動物の共生センター」(本部:岐阜県岐阜市、理事長:奥田順之)と特定非営利活動法人「全国動物避難所協会」は、「ペット防災カレンダー」の2026年度版の配布を、9月1日の「防災の日」、9月7日の「ペット防災の日」を含む防災月間にあわせ開始します。
企業スポンサー協力による2万部の無料配布に加え、クラウドファンディングを活用し、5万世帯への配布を目指します。

発送準備中の様子
「ペット防災カレンダー」は、ペットを飼っている人も飼っていない人も・動物たちも、災害時に安心して避難できる社会づくりを目的に、平時から“備え”と“選択肢”を意識してもらうための啓発ツールです。
これまでに累計19万部を発行し、10以上の行政機関、150件以上の企業、3,600人を超える個人の協力を得て、全国でペット防災の重要性を広めてきました。
能登半島地震で浮き彫りになった課題
2024年1月の令和6年能登半島地震では、犬がいるため避難所に行けず、自宅納屋で避難していた被災者が火災で亡くなるという痛ましい事故がありました。日本は台風・地震・洪水などの自然災害が頻発する“災害大国”でありながら、ペット同行避難にはアレルギーや騒音、衛生面の課題があり、避難所で受け入れられないケースが少なくありません。私たちは、「動物避難所」の普及により同行避難の選択肢を増やし、人も動物も命を守れる社会を目指しています。
動物避難所開設訓練の様子
2026年度版の新たな取り組み
・ワークショッププログラムの提供地域の防災啓発活動で活用しやすい内容にブラッシュアップしました。

ペット防災カレンダー2026年版

最終見開きページのワークショップ素材
ペット防災カレンダー詳細
理事長コメント(奥田 順之)

「ペット防災カレンダー」は日常的に防災を意識するためのツールです。ペットを理由に避難できず命を落とす事故をなくすため、行政や地域と連携し、ペット同行避難が当たり前になる社会を一緒に作っていきたいと思います。
ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます
9月10日に、「ペット防災」協力者募集説明会も開催予定
災害への備えは、多くの “協力してくださるかた” がいてこそ。ひとりひとりが自分にできることを少しずつ持ち寄って備えることで、災害時に人もペットも命を守ることが出来ます。このプロジェクトでは、個人のかた、事業所のかた、企業のかたがそれぞれの強みを活かし、平時の啓発から、発災時に円滑な支援を行える体制づくりを目指しています。
配布を開始したカレンダーの徹底解説をはじめ、協力方法やなどについてもお伝えいたします。
ペット防災にご協力いただけるみなさま、ご参加お待ちしております。
9月10日 説明会詳細はこちら
特設ページ
・ペット防災カレンダー総合ページ:https://human-animal.jp/bousai-calendar・クラウドファンディング:https://congrant.com/project/uchitoko/17946
今後も、「人と動物の共生センター」は、人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を通じて、誰もが他者を思いやることのできる社会創りに貢献してまいります。
人と動物の共生センターについて
・団体名:認定特定非営利活動法人 人と動物の共生センターHP:https://human-animal.jp/・設立:2012年3月23日
・理念:人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を通じて、誰もが他者を思いやることのできる社会創りに貢献すること。
・本部:〒500-8225 岐阜市岩地二丁目4-3 TEL:058-214-3442/E-mail:info@tomo-iki.jp
・東京支部:東京都大田区羽田3丁目16-10 白山荘104 「まるねこ」内
・鳥取支部:〒689-1425 鳥取県八頭郡智頭町福原19
・理事長:奥田順之(獣医行動診療科認定医、鹿児島大学共同獣医学部 動物行動学 講師、帝京科学大学 ペット共生学 講師、NPO法人 全国動物避難所協会理事長、他)
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