◆出所後も「切れ目なく支援必要」

 僧侶の立場から四半世紀にわたり受刑者に「生きること」について説いてきた元高校教諭の男性がいる。受刑者と接する際に心がけているのは、相手が涙を流せば一緒に涙を流し、笑えば一緒に笑うこと。「罪を犯すために生きている人間なんていない。同じ目線になること、彼らと同じ気持ちになることが大事」。再び同じ過ちを繰り返さないように。「犯したことを後悔し、考えるきっかけに自分がなってあげたい」

 男性は岐阜刑務所(岐阜市則松)の「篤志(とくし)面接委員」を務める...