米オープンAIのロゴと、同社開発の対話型AI「チャットGPT」の画面(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は28日、東部コネティカット州の男性(56)が生成人工知能(AI)「チャットGPT」との対話で被害妄想を膨らませ、母親を殺して自殺したと報じた。AIにのめり込んだ人物による殺人事件が公になったのは初めてとみられるとしている。

 男性はアルコール依存症とみられ、精神的に不安定で自殺未遂の経験もあった。チャットGPTを「ボビー」と親しみを込めて呼び、チャットGPTは男性の被害妄想に同調。母親らが隠れて自分に幻覚剤を投与しようとしているとの男性の書き込みに「私はあなたを信じる」と返答していた。