厚生労働省は29日、2024年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費が概算で48兆円となり、4年連続で過去最大を更新したと発表した。高齢化が進み、前年度から1・5%(7千億円)増。伸び率は前年度より縮小し、厚労省は「新型コロナウイルス感染症流行前の水準に戻ってきている」と説明した。
医療費は現役世代が支払う医療保険料などが財源で、負担軽減のために費用を抑える対策が急務となっている。
年齢別で見ると、75歳以上が4・1%増の19兆6千億円で、75歳未満は0・4%減の26兆1千億円。1人当たりの医療費は、75歳以上の97万4千円に対し、75歳未満は25万4千円だった。