3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比11銭円安ドル高の1ドル=148円75〜76銭。ユーロは07銭円高ユーロ安の1ユーロ=173円03〜07銭。
日本の政治情勢を巡る先行き不透明感や、早期の追加利上げ観測の後退で2日の東京市場で急速に円安が進んだ。3日は持ち高調整でドルを売って円を買う動きがあったものの、円安の流れを引き継いだ。
市場では「米国の長期金利の上昇で、日米金利差の拡大が意識されたことも円売りを後押しした」(外為ブローカー)との声もあった。