【ワシントン、ロサンゼルス共同】ルビオ米国務長官は3日、訪問先のメキシコでシェインバウム大統領と会談し、麻薬組織取り締まりや不法移民対策での連携を改めて確認した。会談後、デラフエンテ外相と共に記者会見し、両国の協力関係が「これまでで最も緊密なものになった」と強調した。
デラフエンテ氏は記者会見で、問題解決には根本原因である貧困や治安悪化などへの対策が欠かせないと強調した。
ルビオ氏は会見で米軍による2日の麻薬運搬船攻撃を巡り「麻薬カルテルを止められるのは爆破による完全排除だ」と主張。水際での摘発は機能してこなかったとして攻撃を正当化し、「同じことが再び起きうる」と述べた。