3日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時200円を超えた。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって下げた流れを引き継いだ。
午前終値は前日終値比123円90銭安の4万2186円59銭。東証株価指数(TOPIX)は13・37ポイント安の3068・51。
米国市場では長期金利上昇への懸念が広がり、相場全体の重荷となった。半導体を巡る米中の競争激化の影響が不安視されるエヌビディアの下落が目立ち、東京市場でも英半導体設計大手アームを傘下に持つソフトバンクグループや、半導体製造装置大手の東京エレクトロンなど関連銘柄が売られた。