【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は6営業日続伸し、取引の中心となる12月渡しが前日比43・30ドル高の1オンス=3635・50ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての最高値を3営業日連続で更新した。

 朝方発表された米雇用関連の経済指標が低調だったことで、今月の米利下げ観測が強まり、金利が付かない金を買う動きが続いた。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感などから、安全資産としての需要も増した。