4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比36銭円高ドル安の1ドル=148円37〜38銭。ユーロは21銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円84〜88銭。
米国の景気減速への懸念から、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げするとの観測が強まり、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢だった。
米国で5日に発表される8月の雇用統計を控え、様子見ムードもあった。市場関係者は「米国の労働市場はこれまで底堅いと見られていたが、先行きを不安視する声が出てきている」と話した。