【パリ共同】フランスと英国は4日、ウクライナ支援の有志国連合の首脳会合をパリで開いた。ロシアとの戦闘終結後にウクライナに提供する「安全の保証」について議論。フランスのマクロン大統領は会合後の記者会見で、26カ国が停戦後の部隊派遣を約束したと明らかにした。マクロン氏は会合に先立ち「準備作業は完了した」と述べていた。
ロシアは自らも関与した形で安全の保証の枠組みを構築すべきだと主張し、英仏を軸にした欧州有志国が検討するウクライナへの部隊派遣に強く反対。ロシアが欧米主導の構想を受け入れる可能性は低く、戦闘終結の道筋はなお見えない。