9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル=147円36〜37銭。ユーロは35銭円安ユーロ高の1ユーロ=173円43〜49銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げするとの観測が根強く、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが先行した。

 市場関係者は「石破茂首相の退陣後に発足する次期政権の政策に注目が集まっており、方針次第で為替が大きく変動する可能性がある」と話した。