神戸市沿岸部を中心にバイクの騒音被害に関する110番が増加しているのを受け、兵庫県警が13日夜〜14日未明に大規模な取り締まりに乗り出し、基準値超えの排気騒音と消音器不備で17〜36歳の男性6人に交通反則切符(青切符)を交付したことが16日、捜査関係者への取材で分かった。
暴走族の騒音などに関する通報は昨年、県内で4957件に上り、前年と比べ約1・7倍に急増。今年も昨年以上のペースで通報が続いている。
取り締まりは神戸市中央区の人工島「ポートアイランド」で実施。警察官約30人が整備不良などが疑われるバイクを調べ、兵庫と大阪府の計6人を青切符で摘発した。