自民党総裁選挙管理委員会は19日、交流サイト(SNS)上で総裁選候補者らに関する偽・誤情報の発信や、悪質な誹謗中傷を繰り返すアカウントに対し、発信者情報の開示請求を含めた法的措置を取ることを確認した。逢沢一郎委員長は記者団に「日本のビジョンを戦わせる総裁選になってほしい。抑止の観点から毅然と対応する」と述べた。

 総裁選告示前日の21日に、党公式アカウントで周知する。問題が確認された場合には、法的対処に該当するか判断する。

 逢沢氏は、山口壮元環境相が「一身上の都合」として選管委員を辞任し、小寺裕雄衆院議員を補充したとも明らかにした。