現職死去などに伴う岐阜県議岐阜市選挙区補欠選挙(欠員2)は21日、投票が行われ、自民党新人で元岐阜市議の和田直也氏(45)と国民民主党新人で会社員の辻井俊貴氏(30)の初当選が確実となった。
お得な買い物情報をチェック!「トクデリ」スタート!県議補選は与野党の新人4人による争いとなり、選挙戦では各候補が地域振興や子育て支援などについて訴えた。投票は午後8時までに締め切られ、即日開票される。開票作業は22日午前0時ごろまでに終了する見込み。
岐阜新聞社は岐阜放送とともに、選挙当日と期日前の投票所で出口調査を実施し、投票を済ませた有権者に投票先などについて聞いた。取材も加味して総合的に情勢を分析し、和田氏と辻井氏が、日本維新の会新人で社会福祉士の関谷雅彦氏(68)と共産党新人で党岐阜地区委員長代理の波多野純子氏(43)を引き離し優勢な状況にあることから、和田、辻井両氏の当選を確実とした。
20日時点での有権者数は32万7891人(男性15万4878人、女性17万3013人)。
岐阜県議会では、定数2以上の複数区の場合、欠員2となった時点で補選が行われる。岐阜市選挙区(定数9)で補選が行われたのは2002年以来。