最後に残した3点に斧を入れ、無事に切り倒された推定樹齢200年以上の御船代木=19日午後2時30分、中津川市加子母、裏木曽国有林

 2033年の伊勢神宮(三重県伊勢市)の次期式年遷宮に向け、ご神体を納める「御樋代(みひしろ)」をさらに納める神聖な器「御船代(みふなしろ)」に使う御用材を調達する「御船代祭御杣山(みそまやま)伐木の儀」が19日、岐阜県中津川市加子母の裏木曽国有林で営まれた。伝統的な伐倒法「三ツ緒伐(みつおぎ)り」で、立派な御船代木が無事に伐採された。

 次期式年遷宮に向けた同市内での最後の伐採行事。今回御船代木に選ばれたのは...