FC岐阜×長野=後半33分、PKを決めるFC岐阜のMF北(右)=長良川競技場(撮影・坂井萌香)

 明治安田J3第28節第2日は20日、長良川競技場などで7試合が行われた。FC岐阜はホームで長野に2-1で逆転勝ちし、クラブ記録に並ぶ4連勝を達成した。通算成績は8勝8分け12敗の勝ち点32、順位は15位に上がった。

 岐阜は前半6分に先制を許すも、ハーフタイム直前にFW山谷が加入後初ゴールを決め、1-1で折り返した。後半33分にはMF北がPKで勝ち越し点を奪い、最後はチーム一丸となった守備でリードを守った。

 このほか、栃木Cは高知に3-0で快勝。沼津は奈良に1-0で競り勝った。金沢-松本は雷の影響で中止となった。

 次戦の岐阜は27日、静岡県の愛鷹広域公園多目的競技場で沼津と対戦する。

【FC岐阜2―1長野】

 FC岐阜が第3節以来の逆転勝利で、4連勝を飾った。

 岐阜は前半6分、CKから先制を許したが、42分にはMF北のクロスをFW山谷が頭でたたき込み追い付いた。後半も積極的にシュートを放つなど攻め込み、31分にはMF生地のパスに反応したFWムシティオコが相手GKに倒されPKを獲得。これを北が決めて勝ち越した。

◆攻め貫きクラブタイ記録 北がPK決め逆転勝ち 

 指揮官が掲げるキーワードを体現する戦いぶりだった。石丸監督が...