十六フィナンシャルグループのウェルカムセレモニーで、あいさつする池田直樹社長(左)=岐阜市神田町、同グループ本社
大垣共立銀行グループの内定式で、内定通知書を受け取る藤田大起さん(中央)=名古屋市中村区名駅、名古屋マリオットアソシアホテル
好岡政宏理事長(右)から内定証を受け取る岐阜信用金庫の内定者=岐阜市神田町、同金庫本部

 岐阜県内の主要企業が1日、2026年春入社予定の学生らを集めて内定式を開いた。人手不足の中、企業の採用意欲は高く、就職活動は学生優位の「売り手市場」が続いている。金融機関のトップらは、自らの思いや自社の未来の姿を伝え、入社に不安を抱く学生に納得感を得てもらおうと工夫を凝らした。

 十六フィナンシャルグループは岐阜市内で開き、内定者157人が出席。和やかな雰囲気をつくるため、今年から男性は経営陣、学生ともにノーネクタイとし、...