34年ぶりの大相撲のロンドン公演(15〜19日)に向け、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や横綱大の里らが11日、羽田空港から出発した。大の里は「しっかりと務めて、いい経験にしたい」と引き締まった表情で話した。
海外公演は2005年の米ラスベガス以来で、ロンドンでは1991年以来2度目。前回と同じ会場のロイヤル・アルバート・ホールで行われ、幕内力士が取組を披露し、5日間の成績で優勝を争う。英語のスピーチの練習について、大の里は「全くしていないので、向こうに行ってから頑張りたい」と笑みを浮かべた。
相撲協会一行は約120人で、2組に分かれて移動。横綱豊昇龍らは12日に出発する。