金の延べ棒とコイン(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は5営業日続伸し、取引の中心となる12月渡しが前日比103・00ドル高の1オンス=4304・60ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての最高値を連日で更新した。

 米中貿易摩擦の激化や米政府機関閉鎖の影響に対する懸念が強まり、金への資金流入が加速した。米追加利下げへの期待感も、引き続き相場を押し上げた。