21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比08銭円高ドル安の1ドル=150円66〜68銭。ユーロは27銭円高ユーロ安の1ユーロ=175円53〜61銭。
前日に米長期金利が低下したことから、日米金利差縮小を意識した円買いがやや優勢だった。半面、日経平均株価の上昇で、相対的に安全な資産とされる円を売る動きもあった。
21日午後には自民党の高市早苗総裁が新首相に選出される見通しだ。外為ブローカーは「市場は高市首相誕生を織り込み済みで値動きは少ない」と話した。