県教育委員会は24日、女子生徒2人に交流サイト(SNS)で私的なメッセージを送ったとして、県立高校の男性教諭(24)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。23日付。
県教委によると、教諭は2024年1月3日~今年8月6日、現在3年と2年の女子生徒2人にLINE(ライン)などでメッセージ計約4300通を送信した。3年の生徒に対しては平日5時間半、休日12時間の勉強時間をメッセージで求めるなど、過度な要求があったとされる。また試験でいい点を取った時に頭をなでたほか、生徒との距離を縮めたい思いから、家まで車で送迎したり、飲食店のプリペイドカードなど(計3700円相当)を渡したりした。
教諭は3年の生徒への恋愛感情について否定しているが、「本当に大好きです」とのメッセージを送ったという。県教委の聞き取りに対し「自分の娘のような存在で、手放したくなかった」と話している。







