25日午前7時40分ごろ、北海道苫小牧市樽前のキャンプ場で宿泊客がヒグマ1頭を目撃した。キャンプ場によると、44人の宿泊客がいたが、全員が避難した。キャンプ場は当面閉鎖し、予約はキャンセルすることを決めた。
苫小牧署によると、テントスペースと林の境界付近で、体長約1・5メートルのヒグマ1頭が目撃された。通報を受けた署員が駆けつけた時には立ち去っていたという。
同日午前5時40分ごろには、知内町重内の老人介護施設で、日用品を保管するステンレス製のプレハブ小屋が破壊されているのを職員が発見した。引き戸にはヒグマによるとみられるひっかき傷があり、付近には足跡が残されていたという。








