29日午後2時5分ごろ、東京都渋谷区元代々木町のアパートの解体工事現場で「赤ちゃんぐらいの体形の死体らしきものが見つかった」と工事関係者から110番があった。警視庁代々木署によると、乳児の遺体付近にあった割れた瓶の底に液体が残っており、ホルマリン漬けにされていた可能性がある。現場にかつて産婦人科があったとの情報もあり、署が詳しい経緯を調べている。

 遺体の大きさは20〜30センチで、衣服を身に着けていなかった。作業中にガラスが割れる音がし、液体が飛び散る様子を工事関係者が目撃したという。

 現場は代々木上原駅の北東約500メートルの住宅街。