株式会社サンウエスパ
企業から出るダンボールが、学校を支え、地域をつなぎ、人材流出に歯止めをかける--持続可能な地域貢献の新しいかたちが岐阜を元気に。

株式会社サンウエスパ(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役:原 有匡)は、2025年10月、地域循環型プロジェクト「ぐりんく(GLink)」を正式に始動しました。「ぐりんく」は、企業が排出するダンボールなどの再生資源を活用し、その収益で地元の学校を支援する新しい地域連携モデルです。岐阜県が直面する若者の県外流出・人材不足という社会課題に対し、資源循環・教育支援・企業PR・SDGsを一体で地域循環モデルを創る。

■背景:3人に1人が県外就職する岐阜の現実
岐阜県では現在、高校卒業生の約32%が県外へ就職し、大学卒業者の約60%も県外でキャリアを築いています。一方で、県内企業の約71%が深刻な人材不足に直面しており、地域経済の維持にも不安を抱えています。
多くの企業は「地元の学校や子どもたちに貢献したい」と願っていながら、人手不足やノウハウ不足で、地域貢献に踏み出せないという現実があります。

■「ぐりんく」とは?資源でつながる“教育支援×地域貢献”モデル
「ぐりんく(GLink)」は、環境(Green)を通じて、岐阜(Gifu)を、元気(Genki)にするために、地元がつながる(Link)という想いが込められています。 

今回の地域連携モデルでは、企業から回収したダンボールの重量に応じてポイント(1kg=1pt)を付与。そのポイントに応じた備品(スポーツ用品や書籍、学用備品など)を参加企業名入りで地元の中学校に寄贈します。さらに、キャリア教育の一環として、企業見学や講話、工場訪問なども実施され、生徒たちが「地元にどんな企業があるか」「どんな仕事があるか」を知る機会を創出します。





■プロジェクトの仕組み(企業の負担はゼロ)
参加企業は、自社から排出されるダンボールを原資として寄付を行うため、企業の負担は実務負担ゼロです。人員や費用、手間をかけずに、地域貢献や企業PR、SDGsの目標達成の一部につながります。
寄付の際に発行する「ぐりんく新聞」で、寄付した企業の仕事内容や商品、どんな人が働いているかなどを地元の子どもたちに直接伝えることができ、地元にこんな企業があるんだと子どもたちに認知されます。



■すでに複数中学校で導入、企業からも好評
岐阜市、各務原市、関市、山県市の中学校で「ぐりんく」がスタートしています。常盤工業株式会社(所在地:岐阜県各務原市、代表取締役社長:山内寛明)が蘇原中学校(所在地:岐阜県各務原市)にサッカーボールやバレーボールを寄贈。ぐりんく新聞が778人の全校生徒に配布され、企業の地元認知度の向上やSDGsの目標達成にも貢献しました。

■寄贈式の様子 各務原市立蘇原中学校の生徒と常盤工業株式会社の山内社長

■ぐりんく新聞 デザイン・印刷・配布までぐりんくが行います。(企業側の負担は無し)

■今後の展望
ぐりんくの描く未来は、子どもたちが地元企業の魅力を知って、岐阜で働き、岐阜を元気にすることです。今後、さらに岐阜県内の企業や学校への拡大を進めるとともに、自治体や異業種との連携によるモデル強化を図ります。また、岐阜県の81%を占める森林も大きな課題を抱えているため、今後は地元の森林にも寄付できる取り組みも行う予定。再生資源を通じた教育支援・人材育成・企業支援の仕組みによって、岐阜を元気する一役を担います。

■ホームページ
https://glink-gifu.com/

■問い合わせ先
 株式会社サンウエスパ 
 住 所:〒501-3156 岐阜県岐阜市岩田西3-429
 電 話:058-241-8077
 メール:supply@sunwaspa.com
(担当者)再生資源部 丹羽
 メール:y.niwa@sunwaspa.com
 携 帯:070-1437-4459

■会社概要
 
商 号:株式会社サンウエスパ
 代表者:代表取締役 原 有匡
 所在地:〒501-3156 岐阜県岐阜市岩田西3丁目429番
 創 業:1969年3月
 事業内容:再生資源卸売業
 資本金:3,000万円
 URL:https://sunwaspa.com
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