【慶州共同】高市早苗首相は31日に会談した中国の習近平国家主席に対し、日中間にある複数の課題で日本側の懸念を直接伝えた。沖縄県・尖閣諸島周辺を含む東シナ海での活動に加え、レアアース(希土類)の輸出管理や香港などでの中国の人権状況も指摘した。
会談後には「懸念や意見の相違があるのは事実だ。具体的に率直に申し上げた」と記者団に語った。
会談で首相は「私は信念と実行力を政治信条としてきた」と強調。中国の覇権主義的な行動を念頭に「地域と国際社会の平和と繁栄という重責を果たしていくことが重要だ」と訴えた。







