気象庁=東京都港区

 低気圧の影響などで北日本から西日本にかけ、大気の状態が非常に不安定になるとして、気象庁は1日、土砂災害への厳重な警戒や、暴風、高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への警戒を呼びかけた。ひょうや落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北日本の太平洋側を北東に進んだ。暖かく湿った空気の流れ込みや、この時期としては強い上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になる。

 1日は北日本では大荒れや大しけとなり、北海道では潮位が高くなる所がある。2〜3日には、北日本から西日本の日本海側を中心に天気急変など非常に不安定な状態が続く見込み。