岐阜県と岐阜市は6日、県内39市町などで新たに計673人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の水曜日(3月30日)より153人多く、7日連続で前週の同じ曜日を上回った。また、入院していた各務原市の80代女性1人の死亡を確認した。感染者は累計7万1049人、死者は計315人となった。

 県は6日夜、専門家会議を開き、直近の感染状況の分析や今後の対応について協議した。古田肇知事は会議の冒頭、「先月末以降、感染者数の上昇の兆しがみられる。(オミクロン株の派生型である)BA・2系統への置き換わりも懸念される」と述べた。また、5日から始まった県民向け県内旅行割引キャンペーンについて「感染防止対策と社会経済活動のバランスを取りながらの対応が課題となる」と語った。

 クラスター(感染者集団)関連では、新たな公表はなかったが、7件で規模が拡大した。このうち各務原市などの高校5校の運動部にまたがるクラスターは、既に感染が判明している生徒の家族ら15人の感染が確認され、計57人となった。3件のクラスターは終息した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は196・08人。ゼロとなっていた重症者は60代が1人増えた。5日時点の病床使用率は22・6%、陽性率は30・7%となった。自宅療養者は2450人、宿泊療養施設の入所者は662人。