日用品のインターネット販売で中国産品などの原産地を「国内」と表示したのは景品表示法違反(原産国の不当表示)に当たるとして、消費者庁は5日、アイリスプラザ(仙台市)とダイユーエイト(福島市)の2社に再発防止を求める措置命令を出した。

 アイリスプラザは生活用品大手アイリスオーヤマのグループ会社。ダイユーエイトは東北を中心にホームセンターを展開している。

 調査を担当した公正取引委員会によると、期間は両社とも昨年10月〜今年5月。対象商品はアイリスプラザが防災用品や家電など計101点、ダイユーエイトがペット用品や衛生用品など計113点だった。