2023年12月から連載を始めた「みのひだ乗り物探訪」。25年10月に100回を迎えました。100本の記事は、岐阜県を中心とした公共交通のここ2年弱の歩みを記しています。この中から、よく読まれた上位10本を見てみると、注目を集めた分野が浮き彫りになってきました。

 上位10本を、順に紹介します。まずは10位から。

 

 

<10位>第91回 岐阜県LRT構想、路線はどこを通す? 読者から寄せられた案は(2025/8/27)

 2025年7月に表面化した、岐阜県のLRT(次世代路面電車)構想。直後から、さまざまな角度からLRTについて考えています。

 この回は、読者から寄せられた路線案を紹介しました。

 

 

<9位>第87回 「岐阜県LRT」あなたならどこを通す? 読者の想定ルートを募集 筆者の妄想ルートも公開(2025/7/30)

 続いてLRT関連。前出の路線案を募集する記事。筆者の路線案も併せて紹介しました。

 

 

<8位>第60回 ドクターイエローT4編成今月引退 岐阜県内の「穴場」で見送る(2025/1/22)

 東海道・山陽新幹線の軌道や電気設備、信号施設などの状態を調べる「ドクターイエロー」。2025年1月に、JR東海のT4編成が引退しました。

 T4編成の引退前は、ブームが過熱気味。そんな中、人が密集しないスポットで見送ろうと書きました。

 

 

<7位>第35回 岐阜から往復17時間600キロ…日本海が見えた 24夏、40代「鉄」記者青春18きっぷ一人旅(上)(2024/7/24)

 ルールが変わる前の「青春18きっぷ」を使い、岐阜から日帰りでどこまで行けるかを試した記事。山陰線の香住駅(兵庫県)まで行きました。丸一日、列車に乗りっぱなしという行程。人によって「修行」か「ご褒美」かが分かれるところ。筆者にとっては…言わずもがなです。

 名物のカニは、食べられませんでした。その辺のドタバタは、第36回にまとめました。なお、この記事の閲覧数はパッとせず…

 

 

<6位>第94回 美濃町線、便利にして復活を 「幻の路線」で大垣まで? 読者のLRT路線案(2025/9/17)

 またまたLRT関連の記事。読者から募った路線案のうち、旧名鉄美濃町線を復活させる案を中心に紹介しました。

 1964年に消えた旧名鉄鏡島線に絡めた提案も。かつての「壮大な計画」が垣間見える案でした。

 

 

<5位>第8回 「撮り鉄」逮捕…現場近くに行ってみた 岐阜・瑞穂市(2024/1/17)

 いわゆる「撮り鉄」問題も扱いました。よりによって岐阜県の東海道線という、筆者のホームグラウンドで起きた事案。

 現地を訪れ、何が問題なのか探りました。

 

 

<4位>第95回 岐阜・愛知県境越えの路線バスルート途切れる? 岐阜バス笠松川島線、9月30日限りで運行終了(2025/9/24)

 路線バスも守備範囲です。「バス旅」にも使えそうな、県境越えルートが幕を閉じると知って、乗ってきました。

 

<3位>第33回 青春18きっぷシーズン到来 岐阜から「おトク」になるのはどこまで?(2024/7/10)

 青春18きっぷ関連は2本目の登場。こちらもルール改変前の記事です。

 ルール改変前は、「青春18ネタは当たる」という手応えがありました。わずかな間に、状況が大きく変わることもあるんだなぁ、というのが、正直な気持ちです。

 

 

<2位>第83回 1人80万円超!東急の豪華観光列車が岐阜駅へ なぜ岐阜が選ばれたのか(2025/7/2)

 普段は伊豆半島を走る東急の豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」が、11、12月に岐阜駅までやってきます。

 横浜駅発の3泊4日で、東海道線沿いの岐阜、静岡、愛知県を周遊するコース。記事では、行程の狙いなどを紹介しました。

 初回のツアーは11月7日に横浜駅を出発。いよいよ本番を迎えます。

岐阜市内のJR東海道線を走る「ザ・ロイヤルエクスプレス」=2025年10月31日午後、西岐阜駅付近

 これに先立ち、東海道線では「ザ・ロイヤルエクスプレス」が走る姿が見られました。

 

 

<1位>第84回 夢を見てもいいの? 岐阜県がLRT導入検討着手(2025/7/9)

 1位は、LRT関連になりました。構想が明らかになった直後に公開した記事。

 岐阜県の想定を紹介した上で、「20年前に路面電車網を失う選択をした都市」がLRTを検討することについても触れました。

 

 ところで、残念ながら「あまり読まれなかった記事」もあります。ここからは有料記事です。

■下位10本...