茨城県桜川市立義務教育学校で2023年10月、剣道部の指導中に男子生徒を暴行して重傷を負わせたとして教諭が逮捕されたことを受け、市教育委員会が5日、記者会見を開いた。稲川善成教育長が「被害生徒や家族の皆さまにおわびする。子どもの安全安心に暮らす環境を整備できず申し訳ない」と述べた。
市教委によると、不適切な指導だったとして、24年9月に教諭を文書訓告処分にしたが、生徒に直接聞き取りをせず、処分内容が決まっていたという。稲川氏は、一連の判断は適切だったとした上で、今後の処分については「捜査状況を見ながら検討したい」とした。








